2016年12月16日
昔の医療現場ではその中心は医師であり、その下に医療従事者がいるというような構図でした。しかし、そのせいで医師以外の専門知識が有効に発揮できないというデメリットが存在していましたが、現在ではチーム医療というように改善されています。
チーム医療の中心は患者であり、患者にとって最善とは何かについて考えながら進めていきます。そのため、薬剤師の役割というのは多様にあります。例えば、患者に投与した際の効果や副作用について看護師に事前に伝えておくことで看護師は今後の看護計画を立てやすくなります。
また、看護師から患者の症状を聞くことで医師に対して薬剤の提案を行うことができます。こうした側面から、薬剤師というのは患者と医師の真ん中に位置していて、それぞれの意見を聞きながらアドバイスができる重要な存在だと言えます。