2016年11月07日
転職を考えている薬剤師の方が転職支援サイトを選ぶ際に失敗しないようにするためには、次の3つのポイントを押さえた選び方をすることが大切です。1つ目は希望している転職先の地域を得意分野としているかという点です。転職支援会社の半分以上は、東京や大阪、名古屋などの大都市圏に集中しており、取り扱っている求人案件も都心部中心である可能性が高くなります。
勿論、都市部の転職先を探している場合は特に大きな問題はありませんが、都市部では薬剤師の人材が足りている傾向があるので、給与や待遇面の条件が良い案件はそれほど多くありません。逆に地方の方が高待遇の案件が多いので、もし地方の好条件の情報を探している場合は、その転職支援会社がどのような地域の情報に強いのかを見極めておく必要があります。
2つ目はプライバシーマークの取得の有無です。プライバシーマークを取得していれば、登録者の名前や住所、過去の職歴、メールアドレスなどの個人情報の取り扱いを適正に行っているという証明になります。更に取得後も更新時期を迎えるたびに厳格な審査を受ける必要があり、申請料、審査料、登録料などの費用もかかってきます。
そのため、プライバシーマークを取得している転職支援サイトであれば、個人情報の取り扱いに対する重要性をよく理解しているので、不正流用漏えいとリスクが少なくなります。3つ目は転職面接時のサポート体制の充実度です。転職活動の山場と言える面接を確実にクリア出来るように、どれくらいのサポート体制が整っているかを把握しておくことは非常に重要です。
例えば履歴書や職務経歴書の書き方に関するレクチャーや添削、応募企業に合わせた模擬面接の実施などです。これらのサポートを行えるためには、専任のキャリアコンサルタントがいかに各企業の情報や動向に精通しているか、採用時の傾向を把握しているかが重要になってきます。そのため、カウンセリングを受ける際には、具体的なサポート体制に関する情報を聞き取ってみることがおすすめです。
[参考]
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