2017年07月13日
最近、薬剤師の資格を生かして定年を過ぎても働きたいと考える人が増えています。一般的には60歳過ぎに再就職することは簡単ではないとされています。しかし、昨今言われている薬剤師不足を受けて、定年後の人でも雇おうという動きが強まっている傾向もあります。
ただし、定年後に再就職した場合には、前の職場より給与や待遇が落ちるケースが大半です。給料やボーナスが定年前より減ったり、前職ではリーダーなどを任せられていたのがそうではなくなることは珍しくはありません。
その状況にやりがいを感じられなかったり、不満を感じる人も多いかもしれません。しかしそこは、気持ちをリセットして一からスタートするという姿勢でいるほうが良いでしょう。もし前の職場と同程度の年収を期待したい場合には、求人を探す時の段階で条件をしっかりと見て検討することが大切です。
転職経験があっても60歳過ぎて新しいやり方を覚えるのは大変と感じることが多いので注意が必要です。仕事のやり方は職場によって違うので、柔軟に対応するという気持ちを持つ必要があるでしょう。協調性を持った人ならば成功できるでしょう。
過去のキャリアにあまりとらわれすぎている人ではうまくいきません。でも経験や実績があれば、良い就職口が見つかる可能性は高いです。専門の転職会社を利用してみるというのも一つの方法です。転職支援会社を活用することで、より自分の希望や条件に見合った就職先を探しやすくなります。