2017年03月19日
一般的に大学は4年制を採用していて、決められた単位を取得していれば卒業することができるようになっています。薬剤師になる上で薬学部を卒業するというのは重要なことですが、その薬学部は4年制ではなく6年制を採用しています。ちなみに6年で卒業することになっている学部には医学部などが存在しています。理由ですが、簡潔に言えば法律の内容が変わったからであり、変わる前は他の学部と同じ4年制でした。
ただ国の機関は、教育を十分なものにし医療のクオリティを上げるという目標を掲げました。業務に必要な知識を身に付けるためには4年制では不十分だとされ、6年制を採用するようになったとされています。従来の制度と比べると、現在の制度の方が身に付けておくべき知識や実習のスパンといったものが多いです。大学の薬学部へ通うには多くの費用がかかり、私立の場合だと1000万円以上になることもあります。
この制度が採り入れられてからさほど年数が経過しておらず、多くは4年制の大学を卒業した人だと思われます。その学部を卒業することが必要な条件なので、業務に就きたいと考えているのであれば、多くの費用が要ることを知っておくようにすることが大切です。