2017年01月15日
個人病院や総合病院・クリニック等でも薬剤師は必要なスタッフの一員で有ります。薬に関する知識を専門的に理解して、検査段階でも必要な薬剤を用意・診断がついたら医師が処方を行いますが、その処方に基づいての効能を患者さん本人やご家族へ説明を行います。
医師が処方した内服の効能を説明した上で他の医療機関から処方されている内服の有無等を確認する必要性が有ります。内服を複数服用する事で相乗効果や拮抗作用を起こす事が有ります。治療を円滑に行う為には、相乗効果を期待する事はあっても拮抗作用を起こす事は出来ません。拮抗作用を起こす可能性のある内服が既に服用されている場合には今の医師の処方内容を変更してもらう必要があります。
医師の処方を変更する事が困難な場合には、他の医療機関から処方されている内服の一時服用停止を患者さん・または患者さんのご家族へ伝えて理解をしてもらう必要が有ります。そのまま同時に服用する事で効果の半減や副作用的な症状が出現する等の危険性等も理解してもらいます。